普段、日本でナビゲーションは、無料スマホアプリを使っています。
スマホでナビをしたり、ネットに繋ぐには、データ通信が基本必要です。
借りる予定のレンタカーにはWiFiナビがセットなので、それならデータ通信は必要ありません。しかし、たぶん英語かアイスランド語表記でしょう。
日本語のナビが欲しい。日本のようにナビしたい。クルマ以外でもナビしたい。ネット検索もしたい。
アイスランドでそうするためには、スマホでデータ通信ができるように色々と解決しなくてはいけない問題が。
データ通信(iPhoneをデザリングでiPad(GigSkyのeSIM)に繋いでデータ通信)
スマホにはSIMという小さいカードが入っていて、どの携帯会社と電話やデータ通信するかを決めています。
AUの場合、日本で使っている状態のまま、AU用のSIMカードを入れたまま、外国に持って行ったとします。外国なので、日本のAU(KDDI)とは直接は繋がりませんから、通信ができそうにありませんが、実は通信ができることがあるのです。
現地で、ローミングという通信方法が働き、外国の携帯会社を通じてデータ通信ができる事があるのです。
外国の携帯会社を利用することになるので、とんでもない高額の通信料金になります。
AU(KDDI)から後で請求が来ます。
これはやばい。
そこで、外国にスマホを持っていく時は色々な対策・注意が必要です。
一番安全そうなのが、AU用などのSIMカードを、現地の携帯会社用のSIMカードと入れ替える方法です。
1GBなど容量の決まったSIMカードを購入して使うということ。これ以上の料金は発生しません。
つまり、現地などの携帯会社用のSIMカードでデータ通信を(プランによって電話も)する方法です。
(アイスランド国内で、電話も使えるSIMカードが、5GB容量で、2500円ぐらいからあります。1ヶ月ぐらい使えそうな用量ですが。)
当然、電話も使えるSIMカードを使う時は電話番号が変わります。
注意点として、SIMカードを入れ替えて使うためには、スマホを予め日本でSIMフリーにして持って行く必要があります。
また、スマホをアイスランドで使えるようにするためには、アイスランドでSIMカードを入れて設定しなくてはいけません。
ひと手間かかります。
これを現地でやるのは、私には不安でやめました。
日本でもアイスランドでも使えるSIMカードを日本で入れて、設定して持っていく方法もありますが、当然ちょっと高い。
また、AUだと世界データ定額(980円/日)というプランがあります。
AU用SIMカードを入れたまま、外国でのデータ通信を、AUとの契約で使う方法です。
地域によってはもっと安くなります。手続きの手間はアプリを入れるぐらいです。
ただし、注意点として、世界データ定額はローミングを使うので、世界データ定額を使わない時はローミングを解除しないと、外国の携帯会社を通じてデータ通信が行われてしまい、高額通信料金になります。
電話も話せますが、通話料は外国通話料金になり、かなり高くなります。
もう一つが、海外用WiFiルーターをレンタルして持って行き、スマホをWiFiルーターを介してネットに繋げて使う方法です。
1日で使える容量で費用が変わりますが、1週間で4000円~10000円程度で、SIMカードよりちょっと高いイメージです。
以前、日本で携帯WiFiルーター(WiMAX)を試した時、結構、通信が断絶したので、今回は採用しませんでした。
都会ならまだしも、自然豊かな所でのWiFi通信に不安がありました。
私は以下の方法でデータ通信をしてナビやネット検索をしました。
まず、緊急時に電話ができる様に、AUのSIMカードは入れたままにしました。
ただし、通常は機内モードをON(電話回線やWiFiなどがOFFになる)にし、電話やデータ通信ができない様にしました。
iPhoneでは、デザリングの時など、WiFiだけを使いたい時には、機内モードONのまま、WiFiだけをONにする事が出来ます。
また、AUなので世界データ定額のアプリをいざという時の保険として入れて行きました。
(日本で予めアプリを入れておかないと現地で使えません。契約によっては、1日分/1ヶ月は無料になります。1日分で通信が切れますので、1日毎に使うかどうかをその場で決める事ができます。実際、1日分だけ使うことになりました)。
次に、iPadが古くなり、バッテリーの劣化が進んでいるので、旅行を契機に思い切って買い換えました。
SIMでデータ通信が出来る、WiFi+CellularモデルをAppleから直接購入しました。
何と最新のiPadは、eSIMといって、SIMカード無しでデータ通信が出来るのです。
GigSkyのeSIMを契約し、ナビ・ネットなどのデータ通信をしました。GigSkyのeSIMなら、アプリを入れ、支払いをすると、簡単な設定で直ぐに使えるようになります。
日本でシュミレーションしておきたかったので、日本でもアイスランドでも使えるGlobal Plan 15日 1GB プランを日本で契約し、繋がることを日本で試してから持って行きました。25$なのが、招待コードGSDATA(HPにある)を入力すると5$引で、実質20$でした。
アイスランドに着いて、空港のWiFi圏外で直ぐに繋がりました。
速度も、アイスランドの旅行中、ずっと日本でのネット検索の時と変わらないように感じました。
今からはeSIMが普及するのではないでしょうか。
GigSkyだとデザリング(iPadとiPhoneをWiFiで繋ぐ方法)もできます。
実際は、iPhoneを、iPadのデザリングWiFiで、ネットに繋いで使いました。レンタカー内では、車載ナビにiphoneが繋げられたかもしれませんが試しませんでした。日本から持っていったiPhone用スタンドを利用して、iPhoneをナビ(写真)にして使いました。
アイスランドでは空港やほぼ全てのホテルなど、多くの施設でフリーWiFiが使えるので、その時はデータ通信料はかかりません。
しかし、実質6日間で1GBを使い切ってしまいました。容量はチャージ出来るようですが、丁度無くなったのでしませんでした。
郊外で、オーロラ発生情報の検索の時に、動画を何回も見たので、かなりデーター通信量を消費したのかもしれません。
私は日本では、通常1ヶ月で1GB使い切りませんから、結構使ったようです。
ナビゲーション(Maps.meという無料アプリをメインで使用)
ナビ付きのレンタカーを借りたのですが、経験上、情報が最新でない事がよくあります。
そこで、日本で普段やっているように、iPhoneのナビアプリを現地で使う方法を準備しました。
車載ナビによっては、ミラーリング(iPhoneの画面を映す)ができるかもしれませんが不確かなので、スマホホルダーも持って行きました。
日本で、アイスランドのホテルの場所を検索していて気付いたのですが、
日本で良く使うGoogleマップは、アイスランドでは地形はわかりやすいのですが、
山間部の道の精度があまり良くなく、表示されない道があります。
iPhone(iOS)附属のマップアプリの方が道の精度はいいかもしれません。
国によって対応が違うのかもしれません。
しかし、実際にアイスランドで使用したのは、Maps.meという無料アプリ(写真)です。
オフラインでもマップ、GPS ナビゲーション、ルート検索ができるのが理由です。
オフラインで使うためには、予め地図をダウンロードしておく必要があります。
アイスランドでは精度も良く細かく表示され、使いやすいと感じ、実際に使用しました。
通信が悪いところ(オフライン)でも使えそうなので、
予めアイスランドの地図を国ごと、日本でダウンロードして持って行きました。
地図の容量が大きい時には、現地のフリーWiFiだとダウンロードできない可能性があるので、
できるだけ日本でダウンロードしておく方が良いと思います。
アイスランド語表示でしたが、現地で日本語でナビをしてくれ、使い勝手が良かったです。
今回の旅行で、スマホナビでオフライン使用が出来ることを知りました。
帰国して、Googleマップも日本でオフライン使用ができるようになったみたいで、
日本でも、携帯電波の受信が悪い山間部でオフライン使用してみようと思います。
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