アイスランド旅行-英語が話せない人のお勧め海外旅行 / 準備 / レンタカー / 自動車保険 / 交通事情

アイスランド、レンタカーアイスランド

レンタカー、自動車保険、交通事情

アイスランドでレンタカーを借りる場合、調べた限り、どのレンタカー会社も、最低1年以上の運転履歴を要求されます。国の基準があるのかもしれません。また、レンタカー会社によっては、1年より厳しい条件や年齢制限を設定しているところもあります。

現地に行って契約する時や、事故時などにトラブルにならないように、予め良く調べられた方が良いと思います。

私は、Guide to Iceland を通じて、Bule car rentalというレンタカー会社で借りました。とても印象の良いレンタカー会社でした。

ケプラビーク空港に着くと、空港の駐車場に、各レンタカー会社を巡回するシャトルバスが待機していました。深夜着便でしたが、待ってくれていました。Bule car rentalの場合、そのバスに乗って会社まで行きます。直ぐそこの、5分もかからない距離の移動ですが、スーツケースがあるのでバスでの移動は助かりました。レンタカー会社の中には、直接お迎えがある会社もあるようでした。

深夜の借り出しと返却でしたが、印象良く対応してもらえました。借りたのはトヨタのRAV4、4輪駆動車/4WDです。日本車なので安心感があるからです。新車みたいにきれいな車で、スパイクタイヤが装着してありました。

11月はまだ雪はあまり降りそうにないと楽観していましたが、山越えの道はアイスバーンでしたし、5日には雪が降り始めました。

また、アイスランドの内陸部には、「F」で始まる山岳道路があります。Fロードは2輪駆動車/2WD車で行くことが禁止されており、必ず4輪駆動車/4WD車で行く必要があります。Fロードは、道の整備はほとんどされていません。大きくあいた穴や、石が転がっている悪路です。今回の旅行で、スヴィーナフェルスヨークトル氷河に行く道がまさに悪路でした。10分ぐらいの距離しかなく、Fロードではないのですが、2WDのレンタカーは引き返していました。

アイスランドでレンタカーを借りるなら、4WD車のレンタルがお勧めです。2WDだと行けそうでも諦めないといけません。アイスバーンでも4WDの方がちょっと安心ですし。

当然、保険は入れる限りの最大の補償を選びました。砂利・砂・灰による損害の補償なんてのもあります。必要か?とも思いながら入りましたが、実際に旅行してみて、入っておいた方が良いと納得しました。そんな道も走りました。

私はスパイクタイヤでの運転の経験はありませんでした。しかし、1日中ピッカピカのアイスバーンという日もありました。アイスバーンでの運転は初めてでしたが、慎重安全運転でなんとか乗り切りました。11月前後以降のレンタカー旅行は、雪道の運転経験の無い方は、よーく考えられたほうがいいと思います。

結構ビビりながらの運転でした。危険な状況にはなりませんでしたが、運転に自信がない方は、バスツアーでの旅行のほうが安全で良いかもしれません。

実質6日間で1660km走行してました。1日250-300kmで、日本の本州縦断といった距離です。有名な観光スポットを1週間で回ろうとすると、これくらいの距離になると思います。バスパックツアーでもこれくらいの移動距離だと思います。景色が次々変わり、景色が良いこともあってか、私にとって、距離はあまり気にはなりませんでした。

日本と違い左ハンドル、右側走行なので、馴れるまでに時間がかかりました。レバーも逆なので、ウインカーを出すのに、何回ワイパーを作動させたことか。昼間もライトを付けて走行するのがルールみたいで、勝手にライトが点灯する仕様にして走行しました。

首都レイキャビック市内以外、信号を見かけませんでした。地方では、主要道路の随所にラウンドアバウトという円形のロータリー型交差点があります。ラウンドアバウトに侵入し、ロータリー内を左回りに円状に回りながら、途中で抜け出す事で、右折、直進、左折、Uターンします。初め戸惑いましたが、慣れると便利な方法だと感じるようになりました。ラウンドアバウト方式だと交差点に信号が要らないので、信号待ちが無いのです。また、市街地に入る場所に、段差が設けてあり、減速せざるを得ないようになっていました。

もう一つ、多かったのは、1車線しかない橋です。橋の手前で90-70-50km/hに減速し、対向車と交互通行で渡らなければなりません。国道1号線の多くの橋でも、この方式でした。国道1号線の市外地では、直ぐに制限速度が90km/hになるのですが、橋がありますよー標識と市街地前で、唯一減速する感じです。

5km以上あるような直線を、90km/hで走行するのが通常です。どこも初めての絶景なので、一度も眠くはなりませんでした。夜間走行は怖いので出来るだけ避けました。

道の両側は羊か馬の放牧地ばかりです。たまに羊が道まで出てくるそうです。絶景箇所なんですが、山の斜面近くで、岩が落ちて転がってきても不思議ではないような道が随所にありました。

駐車スペースが少ないのですが、度々、気に入った所で、車を止めて、写真を撮ったり、気になる所に行ったり、ゆっくりと立ち寄ることができました。この点が、レンタカーでしかできない事です。

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